INTERVIEW先輩インタビュー

Y.M

2007年入社

出荷前にすべての製品を
確認する重要な仕事です。

入社した時は、ロボットシステム事業部で制御設計をしていました。その後、制御盤の制御設計を3年くらいしていた時に、上司から「現物を見ることが、設計の一番の勉強になる」と言われて、品質管理の仕事をするようになりました。そして、気が付いたらずっと品質管理の仕事をしています。品質管理の戦力として認められた結果なのでしょうね(笑)。
当社で設計・製造している制御盤や分電盤は大量生産品ではなく、お客様のご要望に合わせて一品一品違う製品を作っています。だから、出荷前に、図面と現物を照らし合わせながら、すべての製品の品質確認が必要になります。回路や制御ソフトに問題ないかはもちろん、外観にキズや汚れがないか、塗装やネジ止めはキレイに仕上がっているかまで、しっかり確認します。毎回違う回路や中身なので、製品に合わせて柔軟な気持ちで臨まないといけないと思いながら、仕事に打ち込んでいます。

回路のミスを見つけた時には成長を実感。
周りの音が聞こえない程集中することも。

ケーブルの接続間違いや、断線やショートに気付かずに電気を通すと、感電してしまったり、せっかく作った基盤などがダメになってしまう事態にもなりかねません。それが一番やってはいけないことです。まず部分的に確認し、問題がないことを確かめてから全体を見ます。重要なチェックの時は、周りの音が聞こえないくらい集中して検査をすることもあります。
滅多にありませんが、回路が間違っているのを発見することもあります。時には、図面がそのものが間違っていることも…。そんな間違いを発見した時は、私の知識や技術が役に立ったと感じて嬉しくなります。品質管理の仕事を始めた時の厳しい上司から、最近は「お前はどう思う?」と相談されることもあり、自分でも「成長したな」と実感します。また設計に戻りたい気持ちもありますが、最近は品質管理の面白さがわかってきた所なので、しばらくはここでできることを増やしたいと思います。

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