INTERVIEW先輩インタビュー

Y.S

2012年入社

一つのシステムを一人に任されるので
自分のアイデアを反映できます。

ロボットシステム事業部でロボットシステムの機械設計を担当しています。営業がお客様から聞いてきた「こういう生産ラインにしたい」という話をもとに、どのようなロボットシステムにすればお客様のご要望を満足できるかを考えていきます。基本的には、一人が一つの案件を任されるので、「こうした方がいいのではないか」と考えた自分のアイデアをシステムに反映できます。仕事の流れは様々で、お客様が細かい点まで決めて仕様書をいただく場合もあれば、私が一から考える場合もあります。例えば、生産途中の製品を運ぶ場合、ロボットを使った方がいいのか、コンベアで搬送した方がいいかといった生産ラインの構成から考えることもあります。毎回違ったロボットシステムを考えることができるので、面白いですよ。

難しい課題を短納期で完成させた時、
一人でやり切った達成感で一杯に。

一番印象に残っている仕事は、ハイブリッドカーの新しい車種を立ち上げる時に溶接ラインの設計を任されたこと。それまではそのお客様の海外工場用ばかりで、国内工場用は初めてだったので緊張しました。安全基準は日本の方が厳しいですし、作業性も重視されます。しかも、海外より工場が狭いので、どうしたらコンパクトにできるかに知恵を絞りました。その上、立ち上げまでの納期も短いのに、お客様も新車種立ち上げのために忙しく、図面を出してもなかなか了承が得られず、気を揉みました。私が何をいつまでにして、お客様には何をいつまでにやってもらうかを明確に決めて進めていくことで、納期に間に合わせることができました。お客様に納品して問題なく動き出す光景を見た時には、やり切った達成感で一杯になりました。この経験を通して、一つ上のステップに成長した気がします。

pagetop